A80 Active Speaker
A80は、Airpulseのプラグ&プレイHifiへの招待です。その使いやすさ、複数の機器との接続と機能により、若い人たちにもアピールするよう設計されました。この美しいウォルナット仕上げのスピーカーは、その入手し易い価格設定にもかかわらず、ハイエンド、または高価なハイファイ・コンポーネントにも匹敵します。A80アクティブ・スピーカーは、ハイファイ・リスニングへの理想的なエントリーです。
大成功したA200とA300の発表に続き、11.5cmアルミニウム・コーン・フェライト・マグネット・ウーファーを搭載し、すべてが刷新された新しいA80小型ブックシェルフ・スピーカーは、Airpulseアクティブ・スピーカー・ファミリーに加わりました。ハイレゾ・デジタル・オーディオ・プロセッシング・テクノロジーと、正統派ハイファイ・スピーカーに敬意を払いつつ、現代的で洗練されたシステムとして誕生したA80は、高いサウンド・クオリティと素晴らしいビジュアル・デザインのハイ・フィデリティ・オーディオ・システムです。A80は、フィル・ジョーンズによって設計されたAirpulseのフラッグシップ・モデルであるニア・フィールド・モニター・スピーカー 7001からそのサウンドポリシーを踏襲しています。上級機種同様のXMOSコアを使用したこの気取らないベーシックモデルは予想を超えたパフォーマンスを提供します。
ホーン搭載リボンツイーター
A80のホーン・ローデッド・リボン・ツイーターは、フラッグシップ7001ニア・フィールド・モニター・スピーカーの伝統を引き継いでいます。この薄いアルミニウム・リボン・ダイヤフラムは、高感度、優れた過渡応答、広い周波数特性、そして明快な解像度を持っており、様々な音楽のディティールを余すことなく再現します。細心の注意を払って製作されたこのホーン形状は、リスナーに向けて最適化された指向性と高周波特性をリボン・ツイーターから作り出します。さらに環境における不要反射の影響を最小限にし、結果として細部まで妥協なく高水準を求めたこの高性能ドライバーユニットは、3次元的な優れたサウンドステージを創造します。
11.5cmアルミニウム・コーン・フェライト・マグネット
ミッドウーファーは、硬質の陽極酸化アルミニウム合金コーンを重い超剛性のマグネシウム合金フレームに装着した11.5cmのユニットです。そのアルミニウム合金コーンは、定評のあるKlippelレーザードップラー干渉計を使用し、さまざまなタイプの形状と材料を分析して綿密なプロセスによって設計されました。通常のスピーカーよりサイズアップされた直径35mmのボイスコイルは、動作温度が低いため電力損失が少ないことが特長です。この事により音楽はよりリアルでダイナミックな表現が可能になりました。それは感動と爽快感を与える新しいサウンド・ダイナミクスです。この設計が生んだもう一つの利点は、ボイスコイル破損の危険が減ったことでスピーカーとしての信頼性が高まったことです。
フルデジタルアンプ
この電力増幅パーツは、二つのTexas InstrumentsのTAS5754 Class-Dアンプで構成されています。このアンプは高入力サンプルレートと高出力PWMキャリア周波数を組み合わせた市場に数少ないClass-Dアンプです。これは低いバックグラウンド・ノイズと低歪みの実現に不可欠な要素です。最大192 KHzまでの入力サンプルレートが、サンプルレート信号を変更することなくデジタル処理がリンク全体に実行されます。この768 KHz出力PWMキャリア周波数は一般的なD級アンプの384 KHzより2倍高く、高感度のリボン・トゥイーターのドライブに適しています。1個のTAS5754はウーファーのL/Rチャンネルにブリッジモードで接続されており、もう1個のアンプはリボン・ツイーターのL/Rチャンネルにブリッジモードで接続されています。